出国市沖に浮かぶ島。
数年前に開発特区に指定されて以来、由緒ある旧家と新興財閥が共同で開発を先導してきた。
そのおかげで、島全体の整備、発展が進み、周辺地域よりも住みやすい環境が実現されている。
香々見島にある、付属・本校からなる一貫教育を行う私立学園。
学生の自立心や自主性を育てるため、学園運営は、
生徒会を中心とした学生たちの意志をできる限り尊重して行われている。
そんな校風のためか、お祭り好きで楽しいことが好きな学生が多く、
生徒会主動で行われる「秤事」と呼ばれる学生投票はいつも盛り上がっている。
島外からの学生も積極的に受け入れており、学生寮も併設されている。
香々見島の観光名所のひとつ。
空を映す鏡のように澄んだ湖面と、その中央に聳える樹齢1000年とも言われる大きな桜の木が特徴で、
春になり、桜が満開の花を咲かせる時期になると、湖面の下にも満開の桜が咲き誇っているかのような、
幻想的な光景が見られる。
香々見学園のグラウンド。運動競技場が出来て以来は使われる機会が減っていたが、
卒業式前夜の嵐で運動場競技場が壊れてしまってからは、また授業で使用されるようになっている。
羽休山の頂上付近にあるキャンプ場。
かなり多くの人数を収容することのできる棟数のバンガローが設けられており、
島の学生たちにとっては、学校行事でおなじみの場所のひとつである。